GaN充電器ってなに?
突然ですが、みなさん「GaN充電器」をご存知でしょうか?
知っている方、ごめんなさい。
知らない方、ぜひ知ってほしい!
AOHiの充電器はGaN充電器であり、最新のテクノロジーとして製品に大きな影響を与えています。
では、GaN 充電器はどういうもので、なぜ私達の生活に必須なのでしょうか?
GaN 充電器とは?
まず、GaNとはなんでしょうか?答えは「窒化ガリウム」です。
GaN 充電器というのは、その回路にシリコンではなくGaNを使用する充電器のことです。
GaN充電器には以下のような特徴があります。
- 通常の充電器よりもコンパクト
- 通常の充電器よりも素早く充電
- 充電効率が高く、エネルギー損失を削減
- 効率が高い=発熱量が抑えられるので、より安全に充電
- より高い電圧と電力定格をサポート
- ノートパソコンやその他の高出力電子機器の充電に使用できる
AOHiの GaN 充電器の効率は 95% で、シリコンベースの充電器の約 85% よりも高くなっています。さらに、当社の 140W 充電器は GaN イノベーションの最先端技術で、従来の充電器より 28% コンパクトですが、ポートが 1 つではなく さらに3 つも存在します。このコンパクトな設計により、世界最小の 140W 充電器と言えるでしょう。
それでは、従来の充電器を使用せずに、より高性能な充電器を購入するための決定要素をお伝えします!
ぜひ参考にしてください。
1. 半導体の素材
エレクトロニクスの面でこれほど多くの機能強化が見られるようになったのはごく最近のことです。しかし、すべては普通の充電器から始まりました。従来の充電器は半導体にシリコン素材を使用し、GaN 充電器は、次世代の半導体として最も優れたGaNを使用します。その説明は上記のとおりです。
2. ポート数
通常の充電器にはUSBまたはLightning充電ポートが 1 つしかありませんが、GaN 充電器はそのあたりに柔軟性があり、この柔軟性によって複数の USB-C ポートを装備できます。
また、USB-C ポートを使用すると、充電速度が速くなったり、複数のデバイスを同時に充電できるなど、大きなメリットが得られます。そろそろUSB-Cポート一択になるでしょう。
充電速度と充電効率
バンドギャップは、充電速度と充電効率を決定する上で重要な役割を果たします(ん~…ちょっと難しい!)。シリコンはバンドギャップが狭いため、高電圧の影響に耐える安定性が低く、充電速度も低下してしまいます。
一方、 GaN 充電器は高効率を維持しながら充電プロセスを実行できる広いバンドギャップを備えています。さらに、GaN 充電器は従来の充電器よりも 1000 倍速く電子を転送できるので、充電速度も圧倒的に早くなります。(速度1000倍というわけではないのですが…)
サイズ
なんと言っても、このパワフルさでこのコンパクトが売りです。
GaN 充電器は通常の充電器よりも非常にコンパクトなので、持ち運びにとても便利です。一方、シリコンは電力数が高くなるほど充電器のサイズも大きくなります。
発熱量
従来の充電器はサイズが大きくなるとその分、熱が発生する可能性も高くなり、長期的には寿命などに不利な影響を与える可能性があります。その代わり、GaN 充電器はバンドギャップが広いため、過熱の問題を解消することができます。充電効率がいいということは、発熱のロスが少ないということです。一石二鳥です。(完全に熱くないというわけではないので気をつけてね!)
こんな感じで、GaN充電器はたくさんのメリットがあり、お手持ちの充電器の代わりになるかもしれません。いや、そうしましょう!
さらに、このデザイン性。きっとお気に召すこと間違いなしです。